ここでは、僕がサラリーマン時代に「副業」の確定申告に行った時のことを備忘録でまとめました。当時のリアルな心境を詳しく綴っているので同じ境遇の方は少しでも参考になると思います!
2月に入り、国に確定した所得を自分で申告する「確定申告」の時期になりました。
僕は先日、税務署が主催している確定申告会場に行って確定申告を済ませてきたのですが、その時の様子や感じた事などを備忘録としてまとめてみました。
今後申告予定の方などは、ぜひ参考にして頂けたらと思います(メモ書き写しなので語尾が「ですます」じゃないです笑)
また、サラリーマンの副業に対する確定申告をする際の経費等のポイントには、当ブログの別記事でまとめてますので、そちらをご覧ください。
会場の受付まで
僕が行ったのは、とある地方自治体の税務署が主催した確定申告の作成会場。なので、あくまでもひとつの自治体としての参考としてとらえてほしい。(税務署主体なので大きくは違わないと思うが)
今年の確定申告作成会は、2月10日より始まった。僕が行ったのは一週間が経った2月17日だが、ちらほら聞こえてきた会場の声を聞くと、昨日までは日々混んでいた様子だったようだ。
申告会場は10:00より始まった。11:15くらいにいったところ、待ち時間は120分ほど。会場のまわりには、順番をまつ大勢の市民が訪れていた。
待ち番号の表示は60番くらい。僕がとったのは127番だった。これで会場後には多くの市民が訪れたのだろうという事がわかる。
これは待ってられないと会場以外で待つことを考える。そこで受付に確認したところ、待ち時間中は外出可能で、もし番号を聞きのがしても、受付に言えば優先的に通してもらえるとのことだった。
申告書作成のやりとり
待ちぼうけし、きっかり120分後ころに番号が呼ばれ、受付へ。申告に必要なものを持ってきているか確認される。
結果から言うと、必要なものは以下の4つだった。
- 収入がわかるもの
- 会社からの源泉徴収票
- 経費がわかるもの(なければないでいいみたい)
- 印鑑(銀行振替する際に)
提出する源泉徴収票(所得証明書)の控えはもらえないため、万が一のためにコピーでの保存をお勧めする。
実際の申告会場では、立ちスペース(ハローワークみたいな感じ)に、おそろいのジャンバーを来た税務署職員が、一人づつ側について対応。若手の職員が主に対応しているイメージがあった。
なので、経費などの相談をしても、正しい答えが返ってくるのか不安に覚える面もあった。
だが、側にはベテランと思われる職員が徘徊しており、申告の最終確認を行っていたほか、難しい質問等には対応してくれた。
申告はEタックスを使うため、覚えれば来年からは自分で自宅で出来ると感じた。でも、申告内容に不安などがあれば、来場しての申告であれば安心もできるだろう。
そして、職員の指導のもと淡々と打ち込みをしていく。
初めに会社の源泉徴収票の内容を記入する。
自分の収入の入力が終わると、扶養家族(妻、子ども)を記入し、所得を入れていく。
妻の配偶者控除(~38万円)も入力する。
ちなみに自分の所得については、以下の項目について数値のみ記入した。
- 収入金額
- 源泉徴収の有無
- 経費
また、収入関係の持ち込んだ書類は、申告書と一緒に提出するため、職員がファイリングしていた。
だが、経費の書類はファイリングするそぶりがなかったので、「経費はいいんですか?」と尋ねる。
すると、「一応しておきますか」と、経費の分の作成した科目表をファイリングすることになった。
なので、必ずしもしなければいけないというのではなく、あったほうがいいといった認識だろう。
だが、ここでも強く感じたのだが、提出する書類は念のためにすべてコピーして保存しておいた方がいい(僕がいった所は会場でしてくれなかった)
さらに経費にあたる、「クレジットカードなどの明細やレシートは出さなくていいのですか?」と聞くと、その分は控えとして取っておいてくださいと言われた。
「ということは、もし今後税務署に何か指摘されたときに見せるためですか?」と聞くと、係員は「そうですね」と答えた。
また、来年も今回使ったイータックスで自宅などで申告する場合、今回つけた書類などは郵送する必要があるのかとただしたところ、その分は「家で控えで取っておいてください」とのことだった。
今回で得た教訓
とりあえず今回発行されたIDがあればそれを入力して申告することができる。
だが、来年以降は、発生した源泉徴収を銀行振替にしようと思うので、その場合、印鑑を持って行って手続きする必要がある。
また、会社にばれたくないのであれば、最後に、「普通徴収」にすることを絶対に忘れてはいけない。
この入力のやり方はとっても簡単。
最後の前に「自分で収める」という欄があるので、そこにチェックをいれるだけだ。
さて、申告会場に行ってみての最終的な感想としては、確定申告を重く考えすぎていた。
確定申告とはその名の通り、自分で自主的に国に申告することなので、とりあえず領収書などの提出はその時はいらない。
とはいえ、何かあった時の為に、証明書類はしっかり保存する必要がある。
突っ込まれたら見せればいいというスタンスだろう。
だが実際問題として、国はかなりの相手(国民・企業)より確定申告を受け付ける。
そのため、いちいち個人を仕掛けて、税務調査をして税収を上げる(たかだか数千~数万円程度だとう)といった事は考えにくい。
自分の所得が多ければ話は別だが。
税金は当然ですがしっかり納めましょう
節税対策は、経営などの面で必要不可欠な対策だ。しかも、脱税はもってのほかで悪質な違法行為。
日本に住んでいる以上、そのルールに従い、個人はしっかりと虚偽なく、国に所得を申告するという義務がある。
申告はしっかりと、そしていつ税務署調査がやってきてもいいように控えをとり、万全の態勢にしておくことがベストだ。
不安になったら税理士や税務署などの「プロに聞く」事が大事です!無知な自力でやって間違えてからでは遅いので、素直に教わる姿勢で確定申告しましょう!