商品が決定!→コンセプトを考える
どんな商品を取り扱うか?が決まったら、次にすべき事はコンセプト設計です。
ここは数あるネットショップの中で、お客様があなたのショップで購入する理由の部分になります。
とても大事なのでしっかり考え、魅力あふれるコンセプトにしましょう。
①ターゲットを決める
まずは「どんな人」があなたのお客様であるか、を考えましょう。
これはすごく細かく「〇〇に住んでいる〇〇さん」レベルに、勝手に名前までつける位に具体的にしましょう(これをペルソナといいます)
ペルソナ設定ができたら、次に以下のポイントを定めましょう。
- ペルソナの「悩み」はどうすると解決する?
- 解決したあとにペルソナはどうなる?
相手の顔がわかるくらいに、具体的にイメージすることが大事です。
②ターゲットが嫌なことを考える
ターゲットの悩みを解決することの他に、ターゲットが嫌なことを書いてみましょう。
悩みがあるということは、その原因に関する様々なシチュエーションがあるということ。
ヤフー知恵袋がおすすめ
●記事→悩みのリサーチ解決方法
③ターゲットの願望を考える
ターゲットはあなたの商品を使うことで、理想の自分に近づきたいという願望をもっています。
ここでは、ターゲットがどのような理想を抱き、どのような願望を描いているのかを書き出します。
④その願望を達成するための方法を考える
ターゲットの願望がわかったら、あなたの商品がそれを解決させなければいけません。
この願望を解決できないのであれば、あなたの商品はこの世に存在する意味がないくらい、真剣に考えましょう。
ここでは具体的な商品ではなく、
「どうしたら達成できるのか?」
という目的をベースに考えていきましょう。
⑤これまでのベースを元に商品を考える
ここまでで「ターゲットの願望→解決策」がまとまりました。
それを元に、具体的にどのような商品であればターゲットの悩みを解決できるのか?ということをまとめます。
ここでは商品を選定するので、以下のパターンに分かれます。
- 商品を仕入れて売る
- 商品を新たにつくる
一概には言えないのですが、一般的には商品を自分で作った場合は、コストや企画も自分で決められるので利益が高くなる傾向です。
またすでに世にある商品を仕入れて売る場合は、実際に仕入れて在庫をストックしておく通常の方法の他にも、
仕入れを必要としないドロップシッピングという方法があります。
●記事→おすすめドロップシッピングサイト
ネットショップで売れるものは「悩みを解決」するものです。
逆に売れないネットショップに多いのが職人気質のタイプです。これは商品に自分のこだわりが強く、それが万人受けしないから売れません。
例えばあなたの好きな芸能人が強くこだわった「絵」なら魅力があるので売れます。でも知らない人が強くこだわった「絵」なら、その絵柄がよっぽど好みじゃないと買う気が起きませんよね。。
またやりがちな良くない例として、ターゲットを広くしてしまうことがあります。
これは一見だと入り口が広く見えて良いのでは?と思いますが、全く逆。
ターゲットが広いと商品のメリットがぼんやりして、悩みを抱えている人に刺さらない商品になってしまいます。これはすでに高いシェアを持つ大企業などが行う戦略です。
これから商品を作っていく、まだ名もなき出品者であれば、万人受けを狙うよりも特定の人(ペルソナ)向けに絞って商品を設計・選定することが売れるショップのための秘訣です。
これらの情報をリサーチするには自社ブログのアクセス解析を行うことも重要です。
ランクトラッカーではこれらの解析を簡単にわかりやすく行うことができます。ぜひ導入してみましょう。
いかがでしたか。
これまでに商品化されている具体的なコンセプトについては下記の記事で事例紹介しています。
●記事→商品コンセプトの作り方事例〇〇個