自動売買は「楽」だが「簡単」ではない
まず初めに、いきなりネガティブに聞こえるかもしれませんが、自動売買は簡単ではありません。
でもこれは、投資をやっている方なら当然の認識です。
なぜなら、世の中に簡単にお金を稼げることなんて、何も存在しないからですね。
とはいえ自動売買は、簡単ないにしろ、
1度設定をしてしまうだけでほぼ放置でトレードをしてくれます。
なので、この1番初めの設定が非常に重要なものになります。
設定を簡単に説明すると、
「いくらで買って、いくらで売るか」
ほんとこれだけです。
これを最初に設定(途中変更も可能)してしまうことで、
あとはシステムが自動でトレードをしてくれます。
例えば、自分が仕事中だったり、就寝している時にでも、
24時間365日システムが自動的にトレードをしてくれます。
そのためチャンスを逃すことなく、自動的にトレードが行えるという原理です。
なので、投資に関する知識はあった上で、
それをシステム上に落とし込むということが、
勝つ自動売買を設定するためには必須です。
当ブログでも設定方法などは紹介していきますが、
自己責任であることは投資をやる上ではもちろんです。
自分でもなぜこう設定するのか?と納得いただいた上での導入が基本となります。
使っているトラリピの設定はこちら↓
自動売買で大事なことは「どの商品」を選ぶか?
自動売買とひとくくりで言いましたが、その中でもジャンルは多岐に渡ります。
それは有名なものだと、FXや株価指数、ビットコインなどの仮想通貨といったものです。
その中でズバリおすすめなものがFXです。
もしこれから自動売買をスタートさせるにはFX(通貨)がおすすめです。
実際に僕もこのFXで自動売買を設定しています。
なぜFXがおすすめなのかは、別の記事で詳しく解説しています。
自動売買の種類は「3つ」おすすめは〇〇です
では、どのように自動売買を自分でスタートさせていくのか?
それには、大きく3つの方法があります。
①リピート系
僕も使っている方法で、主に証券会社などのシステムで運用します。
ですので証券会社に登録し初期設定を行うだけで、
その後の保守管理やメンテナンスなども業者側で行ってくれます。
取引に手数料は発生しますが、
それでも万が一の資金保全なども行っている認可を受けている業者がほとんどですので、
基本的にその場合は安心して資産運用を任せることができます。
仕組みとしては、一定の値幅で売買を繰り返してくという仕組みです。
設定も簡単なので、初心者にうってつけです。
②ストラテジー系
ストラテジー系は、あらかじめ用意されている自動売買パターン戦略の中から選択して売買をおこないます。
これは少し設定が複雑になり、リピート系以上に高度な設定が求められます。
シンプルとはいえないので、中級者むけの自動売買といえます。
③開発系
これはその名の通り、自らMT4などのツールにプログラミングを設定し、自動売買を行っていくものです。
イメージできたかと思いますが、超上級者向けです。
これはその自動売買システムを全て網羅するほどの高度なプログラミング知識が必要です。
手数料がかからないというのは一つのメリットになりますが、
反面業者による資金保全などの対応もなく全て自己責任になります。
自動売買が安全な理由
このように、自動売買をこれからスタートさせていくには、
まず「リピート系」の業者システムを活用していくことがおすすめとまとめました。
では、なぜ自動売買が安全と言えるのか理由を2点解説します。
①人間の感情が干渉
これは取引を経験している人なら誰しもあると思いますが、
- 損切りをすると決めていた価格に達したのに損切りしなかった
- 買おうと思っていたのに買えなかった(忘れていた含む)
などといった経験はないでしょうか?
僕はよくあります。笑
これらは全部「人間がもつ感情」によって引き起こされることです。
株を買った後の結果は2パターンしかありません。
いうまでもなく「上がるかor下がるか」です。
つまり確率は50%です。
でも、それでも負ける人が多いのが個人投資家には非常に多い。
50%どころじゃなく90%の個人投資家はトータルで負けていると言われています。
これには人間の心理が影響しているからだと言われています。
なら、その人間の弱みであるところを全て機械システムに任せればいいんです。
単純に、自分が決めたルールに忠実に、忘れることなくトレードしてくれる。
自動売買はそんな優秀な部下をつけるようなイメージですね。
②リピート系ならセキュリティ面も安心
自動売買では多額の資金を運用します。
その資金を預ける上でも、金融庁の認可を受けている証券会社のシステムで運用することでセキュリティ面での不安を解消できます。
以前、コインチェックという仮想通貨業者がハッキングされ、顧客の多額の資金が流出してしまうという事件がありました。
その当時のコインチェックは金融庁の認可を受けていない業者だったので、
コインチェッで資産運用をしていた投資家たちはいったい自分の資産はどうなってしまうのか?という大きな不安を抱えることになりました。
それ以降はコインチェックも金融庁の認可を受けた企業になりましたが、このように顧客の資産を守るという上では、セキュリティの面を気にする必要があります。
リピート系システムを運用しているのは主に金融庁の許可を受けている業者がほとんどですので、設定の簡単さに踏まえてセキュリティ面でも安心です。