こんな方におすすめ
- ShopifyとBASEの違いを知りたい
- ShopifyとSTORESの違いを知りたい
- コスパとサービスが両立できるネットショップを作りたい
どのサービスが最適か?それはあなたの「本気度」で決まる
これからそれぞれ比較を解説していきますが、まずはじめに結論を3ポイントにまとめました。
結局のところ「どのネットショップがいいか?」の答えは、あなたのストア運営に対する「本気度」で変わってきます。
これは金銭面だけではなく、そこのサービスが持つ機能面などを全て包括した上での回答です。
では、この結論に至るまでの理由を解説していきます。
【金銭面】ランニングコストを比較
まずはここが1番気になるところではないでしょうか。
ネットショップを運営していくためのランニングコストを単純に比較すると以下のようになります。
ただ1点注意で、この表を鵜呑みにしないでください!(あくまで最低プラン価格での比較なので)
なぜなら、ネットショップのコストは「”何円”を”何個”売るか?」で大きく変わってくるからです。
なので結論として非常にざっくりまとめますが上記3者とも金銭的なメリットはそこまで違いがありません!
金銭的には非常に多くの条件パターンがあり、一概に言うことは不可能です。なぜならそのストアの規模で全然違ってくるからです。
なので「2000円の商品ならどこが安いか?」という視点で当ブログで記事で比較してみました。
その記事だと、もっと詳細に「どこが安いのか?」という疑問を解決しています。詳しくは下記をご覧ください↓
累計ストア数と、今後の伸びしろは?
それぞれのサービスで開設されているストア数を比較しました。
こうしてみると、Shopifyのストア数が圧倒的です。
理由は単純で、BASEとSTORESのネットショップ開設はほとんど日本人であるのに対し、Shopifyは全世界175カ国で使われているからです。
今後もこの流れは加速していく予測があります。
日本では少子高齢化や世界では人口増加や経済発展などの理由から、Shopifyのストア開設数は増加していくことが予想されています。
ちなみにShopifyは、全世界にあるWEBサイトの3%を占めるサービスとなっています。
つまりインターネット検索で出てくるページの3%はShopifyでできているということです。
これはサービス別に見て2位というとんでもない状況になっています(1位はWordPressで38%)
販売先と対応言語は?
海外輸出を行ううえで気になるポイント、3社それぞれの販売先と対応言語をまとめました。
まず対応言語ですが、どのサービスも日本語と英語はデフォルトで選択できます。
Shopifyが抜きに出て多く、日本語も合わせると20ヶ国語に対応しています。
これはShopifyが越境ECに向いている理由の1つです。
販売方法では、ShopifyとBASEに大きな特徴があります。
それは、どちらも自社ショッピングモールに無料で出品ができるという点です。
なので集客手段を別途用意する必要がなく、ストアを開設したらすぐに販売できる状態ということです。
また、それぞれのストアで外部サービスと連携することができます。
例えばSNSが代表例で、カスタマイズすることによりインスタの写真にリンクを貼ってショップページに移動するなどのアクションを可能にできます。
決済方法は?
各社の決済方法は下記のとおりです。
サービス | 決済方法 |
---|---|
BASE | クレジットカード、コンビニ払い、銀行振込、キャリア決済、PayPal、後払い決済 |
STORES | クレジットカード、コンビニ払い、銀行振込、キャリア決済、PayPal、翌月後払い、AmazonPay、楽天ペイ、代引き |
Shopify | Shopify ペイメント、ApplePay、GooglePay、ShopPay、PayPal、AmazonPay、KOMOJU、携帯キャリア決済、Paidy、GMOイプシロン、SBペイメントサービス、2Checkout、CyberSource、BitPay |
決済方法はもちろん受け口が広い方がいいのですが、この3社で比較すると頭一つ抜けて多いのがShopifyです。
特にShopifyペイメントはほぼ全てのクレジットカードをはじめ、それぞれの国で使われているメジャーな決済手段に対応しています。
このように決済方法が広いことは、購入者にとっては選択肢が広がることになり、購入されやすい決済手段だと言えます。
また代引きを使いたい場合はSTORES、もしくはShopify(要カスタマイズ)になります。
販売チャネルは?
サービス | 決済方法 |
---|---|
BASE | オンラインストア、アプリ「PayID」、Instagram販売、オフライン実店舗 |
STORES | オンラインストア、Instagram、オフライン実店舗 |
Shopify | オンラインストア、アプリ「SHOP」、Facebook、Amazon、楽天、購入ボタン、Messenger、Instagram、Shopify POS、オフライン実店舗 |
ネットショップASPでは主に「集客も一緒にできるか?」という点で2つに分類できます。
これは自社でショッピングモールを抱えていることで、ネットショップを解説したばかりの無名状態でも集客することが簡単になります。
この独自モールを持っているASPが、Shopifyの「SHOP」とBASEの「Pay ID」です。
また他にも、Instagramをはじめとした各SNS媒体などへの連携機能があります。
これはどのサービスでも利用されていますが、断然多いのがShopifyです。
Shopifyは楽天・Amazonなどの巨大モールとの連携が可能です(そこでの手数料は別途発生します)
わざわざ連携したいサービスのアカウントを別途取得して管理する手間もいらず、Shopifyで管理一元化ができるのでとても効率が良いです。
企業の力「時価総額」を比較
株式投資や企業分析でよく調べられる指標に「時価総額」というものがあります。
時価総額を簡単に言うと「企業のポテンシャル」で、企業が発行している全株式の合計価値のことです(株式×株価=時価総額)
これを3社で比較すると、下記のようになります。
- Shopify…110,000億円(11兆円)
- BASE…487億円
- STORES(Hey株式会社)…未上場
※2022年現在
こうしてみると、ShopifyとBASEではおおよそ250倍ほどの差があります。
時価総額は「企業の価値」になるので、資本力そのもの。
今企業が手にしている資金力の差でもあるので、これが高い企業は今後の新機能や保守管理を行っていく上で優位であると言えます。
結論:おすすめはShopify(今後も伸びそうだから)
ではまとめで結論ですが、これらを総評してネットショップ構築にはShopifyがおすすめです。
今後はShopifyが伸びていくということは、今回ご紹介した点などから多くのクリエイターが予想しています。
理由はたくさんあるのですが、一言でまとめると「Shopifyの可能性(未来)」です。
それらについて詳しくは下記の記事でまとめています。