これから先、ebayなどで行える輸出は状況がどんどん良くなっていきます。ここではその理由を含め、なぜ僕が物販の売り先を「海外」に選択したかということを解説します。
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率直にいうと、海外物販は国内物販に比べて「様々なメリット」があります。
このページにたどり着いてくれた方は、おそらく物販に興味をもっていると思います。
- 現在国内向け(ヤフオク、メルカリ)などで物販をやっている
- または、これから新しく物販を始めたい
などなど。
ここで海外への物販のメリットを知ることは、
これからの物販戦略においての選択肢を大きく広げることになるでしょう。
では、いったいどんなメリットがあるのか解説します。
eBay輸出が国内物販に勝る5つのメリット
①円安だと高値で売れる!
現在は円安が進行しており、1ドル110円以上で推移しています。
円安になるということは、どんな経済効果を生むのでしょうか。
それは「輸出産業にとって利益がプラス」になります。
例を用いて説明すると、例えば自動車産業です。
1ドル100円の時に10000ドルの車を輸出すると、100万円の販売額になります。
これに対し、円安が進むと、
1ドル110円の時に10000ドルの車を輸出すると、110万円の販売額になります。
このように、10円円安になったおかげで、10万円(10%)利益が増えました。
商品には相場があります。
なので、国内に売った場合よりも、
海外に売った場合の方が、円安にとっては非常に良い環境となっているのです。
②そもそも日本製だと高く売れる!
これは円安とは関係ないのですが、eBayでは日本製が高く売れる傾向です。
なぜかというと「日本らしい商品が人気」というのもあるのですが、
僕の周りの日本人セラーたちの間では「日本人が売る商品」という要素が大きいです。
これは日本人であること自体がブランドで、
「日本人は正直で物持ちがいい」
というイメージが海外ではかなり浸透しているためです。
ですので、あなたが日本人であるということ自体がブランドです。
もし違う国に生まれていたらここまでの国民性によるブランド力はないでしょう。
実際eBayでも、同じ商品を出品している他国のセラーに比べ、
日本人セラーの値付けは高い場合が多い傾向です。
そして高いのに付加価値があるのでバンバン売れていきます。
③海外での”メイドインジャパン”人気
日本製の商品は、信頼性においては抜群です。
現在は家電やスマホのシェアを海外勢に多く奪われていますが、
それでも日本製が海外において独自に強いジャンルなどがあります。
海外で人気の固い日本製品のジャンルは非常に多いのですが、
その中で一つ例を挙げてみると美容家電です。
パナソニックをはじめ、各社がリリースしている美容家電は、
国内はもちろん海外からの人気がとても高いです。
海外製のテレビやパソコンなどはよく見かけるようになりました。
しかし、海外の美容家電をあなたは見たことがあるでしょうか?
おそらくあまりイメージがわかないのではと思います。
このように、割とニッチなところに日本商品の人気があります。
まだまだ商品のジャンルは、僕たちが思う以上のマーケットがeBayにはあります。
③海外マーケットは現在も広がり続けている
「物販は市場に限界がある!」
「ライバルが増えたら自分の売り上げが減るのでは?」
これらの悩みは、みなさんが一度は抱くと思います。
もしあなたが見つけたブルーオーシャンの商品があり、
そこに新規セラーが参入してきたら自分のシェアが奪われるのではと考えますよね。
でも、ご安心下さい。
なぜなら「世界は広い」からです!笑
eBayでは、ヤフオクのようにほとんど日本人のバイヤーではなく、
海外の様々な国のバイヤーが集っています。
ebayの登録者は現在で2億6千万アカウントです。
日本の人口の2倍ですからね。
どれほど巨大なマーケットかは想像しやすいと思います。
また僕の周りのバイヤー内でも話題になっているのが、
意外と「新規バイヤー」からの購入が多いことです。
これは「新しくeBayを始めた」人が多いことになり、
これまで比較的資産を持っている国を中心にした評価数の多いバイヤーが中心だったのですが、
近年になりバイヤーの属性も様々な国へと変化してきている印象があります。
④みんなが「難しい」と感じる人が多いからこそ成功しやすい!
反対に国内事情をみてみると、まず物販を目指す人は国内物販をメインに考える傾向です。
なぜかというと、
- 英語が苦手
- 発送への手間
と、日本人ならまず思うであろうこれらの理由がネックになって参入障壁になっています。
ですが、この障壁こそがプラスでありメリットとなります。
なぜなら、ここであきらめてしまう人が多くいるため、
輸出の様々な「メリット」が多く知れ渡ることなく守られているのです。
また、この障壁事態も実はたいしたことはありません。
理由はこの記事で解説していますが、
一般の人が輸出販売に感じている障壁はツールやサービスなどで簡単に乗り越えられるからです。
これは一度体験しなければ本当の意味でわからないと思います。
アカウントの開設はメールアドレスさえあればできるので、
ぜひ今すぐにでもアカウントを作っておくことをお勧めします。
⑤これが圧倒的!消費税還付
国内物販と大きく違うこと、
それは、経費の「消費税」が還付されるということです。
なぜかというと、「国外」に「販売」して利益を得る物販なので、
出口が国内であることから日本の税法の適用除外になるためです。
商品の仕入れや、販売に関するほとんどの経費にかかる消費税が、
申告することにより10%還付されます。
還付は、もらうことではなく、
「払う必要がないものを払った(過払い)」
という扱いです。
ですので、稼ぐというよりは「節税」という意味で非常に効果的です。
これ、実はかなり大きなメリットです。
規模が大きくなるほどこの恩恵をガッチリ受けます。
100万円の経費に対しかかった消費税10%がバックされる。
つまり、10万円が還付されるわけです。
この還付金をさらに仕入れに回していくことでビジネスの規模をさらに大きくでき、売上増加につながっていきます。
それでも輸出って障壁があって難しいイメージ!その理由を打破します
ここまで輸出のメリットをお話してきましたが、それでも海外輸出はハードルが高いと感じる方もいるでしょう。
なのでここでは、輸出のハードルを下げる(障壁をなくする)ことについての話をします。
①英語ができないけど大丈夫?
英語ができなくても全然問題ありません。
なぜなら、ほとんどすべてのコミュニケーションは「Google翻訳」だけで解決できるからです。
また、英語で話す必要もありません。
僕もそうですが、ほとんどのコミュニケーションは、メッセージ(文字)で行われます。
ですので、自分のペースで相手との意見交換ができます。
グーグル翻訳の精度ですが、これも相手に難なく伝わります。
一字一句を完璧にしようという日本の英語文化とは全く異なり、
実際の英語コミュニケーションは
「イマジネーション(伝える姿勢が第一)」が最も重要です。
例えば、日本では「こんにちは」「やあ」「はじめまして」
などの複数ある挨拶が、
英語では「Hello」だけで完結します。
要は、あいさつをしようとしている姿勢を感じ取るのです。
②発送はどうするの?
発送は日本郵便1つでOKです。
日本郵便が提供する国際配送サービスを使って、世界各国に配送ができます。
また、送り先の運送業者と直に取引することもありません。
すべては日本郵便の担当者とのやり取りになります。
配送には保険が適用できるので、万が一の輸送事故や紛失も安心です。
日本円でしっかりと保証してくれます。
他にも最近では、DHLやFedExなどの海外発送業社もメインになってきました。
ここでも日本郵便と同じようなサービスで手軽に送ることができます。
③保証はあるの?
海外への出荷だと、保障面でも不安なことが多いと感じることでしょう。
無事に手元に届くのか?
商品が破損・紛失したら?
買い手に壊されたりしたら?
などなど。
海をまたいで届けられるので不安を感じるでしょう。
しかしご安心下さい!
先ほどお伝えしたように、EMSやe-Packetなどの発送には配送補償を付けることができます。
郵便事故やご配送など、輸送に関するさまざまなトラブルに対して、
日本郵便を相手に求償することができます。
また、決済方法であるPayPalでも補償を付けることができます。
ペイパルでは商品販売後に販売代金を受領するのですが、
それに対して売り手保護という制度が存在しているので、
代金をしっかりと保全管理してくれます。