
これまで歴史的にも数々の真価を遂げてきたカメラには様々な種類があります。もちろんカメラ転売にも欠かせない知識なのでここで基本的な種類を身につけましょう。
フィルムカメラの種類
カメラとして最初に世界に進出したフィルムカメラ。現在に至るまで数多くの進化を遂げてきました。
フィルムカメラはフィルムを用いて撮影するのですが、様々なフィルムサイズがあり、それに応じたカメラがあります。
ここではフィルムサイズ別に種類を紹介します。
※【】内はフィルムサイズです。
一眼レフ(SLR)【35mm】
フィルムカメラでは最もポピュラーなカメラです。
レンズとボディが分離するSLRというタイプのカメラです。
カメラの代名詞でもあるので、日本では各メーカーではそろって、最高機種(プロ機)を発表するなど、アマチュアからプロまで幅広いニーズを対象にしています。
そのため現在の市場では、プロ機が相場とかけ離れた格安価格(お宝)で眠っていることもちらほらあります。
玉数も多く仕入れがしやすいモデルのカメラです。
レンジファインダー【35mm】
世界で最も最初に作られたカメラは35㎜のレンジファインダータイプです。
レンジファインダーはSLRと違い、距離計というものでピントを合わせるのでSLRとは構造が違います。
ただボディとレンズは分離するタイプが多いので、ボディとレンズどちらも単品で商品を仕入れできます。
前回の記事でライカのカメラが3億円で落札されたと話しましたが、それもレンジファインダータイプです。
その歴史ゆえ、古いカメラのお宝が眠っていることも多く、プレミアがつきやすいタイプのカメラです。
コンパクトカメラ【35mm】
コンパクトカメラはレンズとボディが一体となっており、分離しません。
もともと気軽に持ち運びたいというニーズで作られたもので、本格的なプロカメラマン向けというよりはアマチュア一般向けというカメラです。
しかしそんなコンパクトカメラでも、「高級コンパクトカメラ」というブームがあり、それらは現在でも高値で取引されたりしています。
また最近は写真ブームもあり、フィルムカメラの需要が高くなっているのでフィルムのコンパクトカメラはかなり人気なカテゴリになっています。
中判カメラ【6×4.5cm~】
中判カメラはフィルムサイズが一般的な35mmよりも大きいことが特徴です。
サイズが大きいという事は、現像した時に大きな写真になります。
これが一部のカメラファンにはとても人気で、撮った写真を引き伸ばしてA1サイズくらいの写真にしたりしています。
中判という特殊なサイズなので機種も少なく、希少価値があるタイプが多いです。
大判カメラ【8×10cm~】
大判カメラは中判カメラよりもさらに大きなフィルムサイズで、一番大きな写真が撮れるカメラです。
また大判カメラはレンズが特徴的で、ほかのカメラとは違った前後にレンズがあるタイプです。
これは中判カメラ以上に玉数が少なく、さらに希少価値がある場合が多いです。
ポラロイドカメラ【Polaroid】
ポラロイドカメラはこれまで紹介したカメラとは一味違って、ポラロイドフィルムを使うタイプです。
ポラロイドフィルムはその場で現像できるフィルムです。日本でも富士フィルムのチェキが有名ですね。
このタイプも現在でも需要があり、売れるカメラカテゴリです。
デジタルカメラの種類
デジタルカメラにはフィルムのように、サイズという概念がありません。
その代わりに、画素数というデジタルセンサーで写真の移り具合が決まります。
デジタルカメラは最新機種がどんどんリリースされるので、希少性(お宝)という面ではあまり出てくるものではありません。
ただ、最新機種だけに人気はあるので売れ足は速いです。
最近では画素数が億を超えるものもあり、最新モデルで100万円以上のカメラも出てくるようになりました。
しかし、スマホのカメラがどんどん高性能になってきているので、一眼レフのシェア自体が総じて下がっている傾向もあります。
カメラの種類ではどれが売れやすいか?
ここまで、フィルムとデジタルカメラの種類をまとめてきました。
この中でどれが売れやすいかという事ですが、玉数があって売れやすいという見方ではやはりポ最もポピュラーな35mmのSLRです。
また人気があるという点では、コンパクトカメラが人気で出品から販売までの期間が短い傾向です。
とはいえ、ほかのジャンルのカメラも全然売れるので、カメラ全体の市場は年々広がっていてマーケット性はピカイチなジャンルです。

カメラ転売で重要なのは、一番は利益幅です。人気で足の速い(早く売れる)カメラを織り交ぜつつ、利幅の取れる商品を出品していくのがお勧めです。