
僕はこれまで2200品(2020年1月現在)のカメラ関係商品を販売してきました。その中で売れやすい価格帯など、カメラ転売における販売価格についてまとめてみます。
カメラ転売で売れる価格帯
カメラはもともと高級品が多い商材です。
例えば掌に収まる大きさのレンズ一本でも、10万円を軽ーく超える商品なんてのもザラにあります。
その反面、大きなレンズでも1000円程度で買えるものもあり、価格はピンからキリまで幅広いのがカメラ転売の特徴です。
それらを踏まえて、カメラ転売において売れやすい価格帯はいくらくらいなのか、解説していきます。
客層で単価が違ってくる
まず価格帯の前に、カメラを買い求めるユーザー層を把握する必要があります。
顔の見えないEC取引ですが、買ってくれるお客様の中には以下のような目的があります。
- その商品を欲しい人(アマチュア・趣味)
- その商品を欲しい人(プロカメラマン)
- カメラ店
- 修理業者(メンテナンスして売る)
- カメラ撮影に興味はないコレクター
これらのユーザー別にみると、どのユーザー層がどれくらいの価格帯を買っていくのかが、経験とともにわかってきます。
カメラで高額な商品になるには理由が2つあり、それは、
- 性能がいいこと
- 希少価値があること
です。
これのどちらかを満たせばカメラ関連商品は高価格になっていきます。
一番安い価格帯のユーザー
これは、1の「アマチュアカメラマン」です。
なぜかというと、アマチュアカメラマンはカメラにこだわりの少ない場合が多く、
まずは「初心者向けのカメラ」のように選択するからです。
初心者向けのカメラはお手頃価格のモデルが多く、これは最新型や中古品問わずにこの傾向です。
ですので、店舗などで安い中古品などを見つければ利幅を狙える商品を見つけられるかもしれません。
一番高い価格帯のユーザー
一番高い価格帯のユーザーは、2のプロカメラマン、5のコレクターです。
プロカメラマンは使用する機材もプロ仕様なので、性能に応じて商品価格も上がってきます。
またコレクターは、商品をコレクトしておきたいだけが目的の場合が多く、その商品が欲しいためには値段を惜しまずに出資します。
でもコレクターは、比率としてはあまり多くないというのが個人的な実感です。
では一番売れる価格帯はどれくらいなの?
以上のように、カメラを購入する消費者には様々な属性が存在します。
なので一概には言えませんが、ECサイトが公表している数字では、1~3万円前後のカメラが一番売れているようです。
この価格帯はアマチュア向けのカメラが多く、これらは商品数も豊富にリリースされているので市場が活発です。
ですがカメラ転売では、価格帯というのはそこまで重要な要素ではありません。
なぜなら、商品が過去に売れているかどうかはツールで調べることができるし、何よりも「利益がどれくらいでるか?」が重要だからです。
要は、大事なのは「仕入れ」ってことです。
仕入値が低ければ、利益を出せる幅が広がります。
それにはやはり、商品知識と検品が最重要なのです。
売れる価格帯、これも一つの要素ですが、まずはゴロゴロ転がっていてかつ大きな利益を狙いやすい中古カメラについて、知識を深めるところから始めてみましょう。

知識をつけるといってもそんなに難しくはなく、店舗に行ったらリサーチする、位で実際は十分です。このブログもその役に立つようにどんどんコンテンツを拡充していきます。