以前まで様々な通貨ペアで運用していたトラリピですが、2020年も年末を迎えた今回、新戦略「オージーキウイ」へ転向することにしました。

なぜ今回オージーキウイ一本に狙いを絞ったのか?

それに関わる理由と根拠、さらには設定する内容について解説していきます。

 

【最新】オージーキウイ(AUD/NZD)のトラリピ設定【随時更新】

設定の大きな考え方

現在はトラリピでも上級編として勧めている「BUY&SELL」で運用しています。

具体的にどのようなものかというと、4つのゾーンに「買い(赤)」と「売り(青)」を設定しています。

チャートの知識が豊富な方、この図を見てなにか気づきませんでしょうか?

 

それは「なぜこのAUD/NZDを選んだのか?」という理由にもなるのですが、

オージキウイは過去7年間にわたり安定したレンジ相場(ゾーン内での上下値動き)を形成しています(1.00~1.13)

2020年3月のコロナショックでも、大きくレンジ下弦を割ることなく長期レンジの中で収まっている状況です。

 

設定の詳細

では肝心の設定についてです。

僕のオージーキウイ戦略としては、まずはこの7年間のレンジ相場(1.00~1.13)をベースにします。

その中で、特に取引量が多いゾーン(真ん中)に厚めにトラリピを設定していきます。

これを「ダイヤモンド戦略」と呼びます。

 

オージキウイ【ダイヤモンド戦略】
  • 【売り上弦】…1.10~1.13 0.1万通貨×55本 利確5.0NZD
  • 【売り下弦】…1.07~1.10 0.1万通貨×80本 利確5.0NZD
  • 【買い上弦】…1.04~1.07 0.1万通貨×80本 利確5.0NZD
  • 【買い下弦】…1.01~1.04 0.1万通貨×55本 利確5.0NZD

※すべてストップロス、トレールなし

レンジの中でも、中心部のゾーンにトラリピを多く仕掛けています(これがダイヤモンドの形に似ていることが由来です)

こうすることで、上下を繰り返していくレンジ相場の中でも通過点の多い場所での注文を多くし、利益の最大化を図る狙いがあります。

 

ちなみに、これと同じ設定でのバックテストを、トラリピを運営するマネースクウェアで公開しており、

結果、過去5年間と同条件の場合、原資100万円で344万円の利益が出たという結果になっています。

引用:マネースクウェアYouTubeより抜粋

 

しかし、この結果はあくまでも過去5年間の結果での試算であり、

「これからも同じ動きをするか?」というと、当然それは断言できません。

投資は全て自己責任。相場の一寸先は神様でもわからないので、過去のチャートはあくまでも参考です。

 

ただ、この「今後の値動き」を予想するために、国家の政情などを分析する「ファンダメンタル分析」があるのですが、

これを考慮した上でもオージーキウイが投資対象になると僕は判断しました。

その理由を以下に書いていきます。

 

 

なぜオージーキウイがアツいのか?

ここでは、今後のオージーキウイがどんな値動きを辿っていくのか?という予想を踏まえた上で、

ファンダメンタル、テクニカルの両面で見た、オージーキウイをおすすめとする理由をそれぞれ解説していきます。

ファンダメンタルの理由

①オセアニア圏の隣国であること

引用:GoogleMap

オーストラリアはオセアニアにある隣国です。

どちらも気候や文化が似ているのですが、国際的な経済面でもどちらも似ている点が多いです。

そのため、どちらも国際的な影響を受けるときはほぼ同じなので、両国間の通貨ペアでは相対的な変動が少ないと言われている、

これがAUD/NZDが比較的安定していると言われる理由です。

 

例えばオーストラリアの最大貿易国は中国ですが、

もしこの両国に貿易摩擦などの問題があった場合、

ニュージーランドも相対的な影響を受けやすいと言われています。

 

これは、両国とも上がるときは一緒に上がる、下がる時は一緒に下がりやすいという傾向で、

米国や日本のような基軸通貨国と比べて、直接的な影響を受けにくいことが特徴です。

もし受けてしまった場合でも、お互い同じような値動きになるので、通貨ペア間での大きなボラティリティが発生しにくいという理由です。

②新型コロナ対策が非常に優秀であること

新型コロナが猛威を震っていますが、両国ともコロナへの対策がとてもしっかりしていると定評があります。

ですので、今後急激な自粛などでのダメージは少ないとみられており、

すでに現状ロックダウンなどの措置をとっていることから大きな混乱は起こりにくいと言われています。

現在は世界的にワクチンも流通し、コロナの問題は徐々に小さなものになっていくと想定されています。

③どちらも観光立国であること

オーストラリアとニュージーランドはどちらも観光資源が豊富で、海外からの集客に優れる観光立国です。

今は新型コロナの影響で海外の渡航自体が少ないですが、

両国とも観光立国のため外貨で経済が回っていくという点があります。

これは新型コロナが収束するにつれ、海外の往来が回復すれば同じペースで経済回復していくことが予想されます。

テクニカルの理由

①過去7年のレンジ相場を形成している

最たる理由は、冒頭にも書いた通り7年間のレンジ相場を形成していることです。

これは売買を繰り返すことで収益を積み上げていく、トラリピ向きであると言えます。

②今のレンジ局面を突破しても上値は限定的

先ほどの長期チャートをみた通り、今は緩やかに下方向に向かっている「三角持ち合い」になっていることがわかります。

そしてそれは、年々狭くなっています。

 

年々狭くなっているということは、相場が拮抗していることを示すのですが、同時に、

レンジブレイクを早急に判断できるという材料にもなります。

 

相場に絶対はないので、上下どちらかにチャートが離れるという可能性が常にあります。

そうなった場合、ロスカットが必要になる可能性があるのですが、

その判断をより早く行うことができるというものも大きなメリットです。

 

とはいえトラリピは、10年単位での長期的な運用をしていくものであり、

そもそもロスカットという概念はかなり遠くにあるものだと認識しています。

ですので、ロスカットを気にするよりはトラリピ設定でリスク許容範囲を調整することで、

精神衛生上安定した資産運用を目指すことが得策です。

 

トラリピは最初にマイナスになる(後で回収)

トラリピは上下に動く相場の中でポジションを持ち売買を繰り返していきます。

そのため、利確前に抱えているポジションがあるため、最初は「含み損」ということでマイナスになってしまうことがほとんどです。

例として、以下の画像を見てください。

引用:マネースクウェアYouTubeより抜粋

 

この画像のピンクの部分が含み損なのですが、上の例では100万円の投資に対し、

一時的に85万円まで資産が減少しています。

つまり15万円の含み損が発生しています。

 

これは買いポジションのため、相場が大きく値下がりしたときに、

買いポジションの含み損が積み重なることにより損失が膨らんだためです。

しかし、その後はポジションがどんどん売り決済され、資産が回復、そして増加しています。

 

このようにトラリピは、売買を繰り返していき利益を積み上げていくので、

含み損が多くなってしまう期間というのは基本的にあることなのです。

持っているポジションがすべて決済されない限りは含み損のポジションは持ち続けているので、

わずかなマイナスでも嫌う方は損な気持ちになるかもしれません。

 

ただ、トラリピは利確を細かく行うことにより証拠金(資産)はどんどん着実に積み上がっていくので、

その点でのメリットを考慮することが大事です。

加えてレバレッジをどれくらいかけるか?のリスク管理もそれぞれが行うことで、

精神衛生上安定した自動売買装置を作ることができます。

まずは走る→やりながら修正する、が大事

長期投資で間違いなく言えることは「いかに早く投資を始めるか」ということです。

これは長期的に資産形成をしていくことを考えれば当然です。

まずは無理のない範囲でトラリピを設定し、合わないようなら後で設定変更も可能です。

 

まずは走ってみて、走りながら考えるというのが大事な向き合い方です。

最初はわからないことも多いですが、行動が大事な一歩目です。

トラリピは基本的にいきなり大きなリスクをとるものでは無いので、まずは始めてみて徐々に修正するでもいいです。

まずはやってみる、この行動の速さが資産形成においてはとても重要です。

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