
株の「投資」とは?
株式投資にあまりなじみのない方向けに解説すると、株式投資とは証券会社で株式の売買をすることです。
そしてタイトルにもあるように4つのリターン(メリット)を得ることができます。
また金銭的なメリット以外にも、税金面で見た場合にも有利な点があります。
損失のリスクはもちろんありますが、「企業に投資する=オーナーになる」という観点から、今回は4つのメリットをご紹介します。
①売買差益を得られる
まず株のメリットとして一番イメージしやすいのが、売買差益によるメリットです。
買った時の値段よりも値上がりしたときに売り、その差額で利益を得るという至ってシンプルな方法です。
もちろん予想と反した動きをしたら損をしてしまいます。
そこのリスクヘッジを自分でうまくコントロールすることで安定した投資に近づけることができます。
②株主優待がもらえる
株主優待は、企業から株主への感謝のプレゼントです。
オーナーである株主に対して、業績がよかった分の利益を還元します。
例えばビール会社であればビールのギフトセットなどが一般的です。
③配当金がもらえる
配当金は、これも株主優待と同じく、企業から株主にむけた感謝の気持ちを示したものです。
ただ配当金は現金なので、優待のようなサービス等ではなく、企業が決算などで好業績がでた場合などに株主に配当するものです。
どれくらいもらえるのかは各企業ごとに決まっていますが、およそ2%前後となっており、メガバンク等だと3%前後のところもあります。
年に2回ほど配当があるところもありますが、基本的に業績が良好でないと配当は出さない企業が多いです。
④税金面で有利
株式市場への投資は、実は国が様々な形で後押ししている「国策」です。
そのため多くのメリットがありますが、国家の収入である税金に関係したものが多いです。
まず、株での利益にかかる税金は20.315%となっており、これは所得税などと比べると遥かに安い水準となっています。
さらに分離課税という仕組みなので、事業での収入とは別に課税されるという仕組みです。
つまり事業でめちゃくちゃ稼いでいても、そこの上に株の所得が上乗せして課税されるという仕組みではなく、株は株で課税を見るので、税金がその分安くなるというのがざっくりとした解説です。
また他にも、NISAなどの非課税、iDeCoの確定拠出年金など、様々な税金メリットがあります。
株式投資の4つのメリットの大事なことまとめ
